森の風景×JAZZ ”森のJazzLive”


伊那谷はその名の通り、南アルプスと中央アルプスに挟まれた谷の地形です。谷の両翼は山並みへと続く豊かな森に囲まれます。

そんな森をもっと使ってみようということで、荒廃気味だった箕輪町の平林森林公園を舞台に、木の枝を片付けてチップにし、下草を刈り、東屋のペンキを塗り直し、気持ちのいい森を作ってみました。

しかし、今までほとんどだれにも知られていなかった公園。知ってもらい、使ってもらうには、まずはここに来てもらう理由が必要です。

そこで、音楽を掛け合わせてみることにしました。広島で森のJazzLiveという、野外ステージでの取り組みがあることをお聞きし、演奏者の皆さんに公園に来てもらうことにしました。この公園は地元の大出区の持ち物であるため、何より地元に来てもらいたい、と広報は回覧板で。どの位人が来てくれるか、心配でしたが、開演時には120人ものお客さんが来てくれ、素晴らしい演奏を楽しみながら、「地元にこんないいところがあったんだ」と森の存在に気付いてもらうことが出来ました。

2014年から始めたこの取り組みは毎年行われ、今年も6月に開催を予定しています。

最初はベニヤ板の上での演奏でしたが、2015年には地元の大出区の皆さんからの提供で、素敵な木製の野外ステージを作っていただき、区民の皆さんの憩いの場としても活用され始めています。

森の風景×JAZZ = 地元にある素敵な森を、地元の人が楽しむ。

詳しくは森のJazzLiveホームページからも

https://morijazz.jimdo.com/

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