About
「三風」は、「風土・風景・風格」、この三つの風をあらわします。先人たちが、守り育て、伝承してきたふるさと伊那谷の「風土」「風景」「風格」を、未来世代へきちんとつないでいくために、三風の会は生まれました。そこには、ふるさと伊那谷を誇りに思い、さらに次の世代に継承してほしい、という願いがあります。
たとえば、伊那谷の風景を語るとき、その主役は、風景とその未来です。主役のために、今できることは何か。その視点に立って、産学官がチームとなり、小さなモデルづくりから、会の活動は始まっています。
そして、三十年、五十年と続いていく活動をめざしています。
私たちNPO法人三風デザインは、三風の会の実動チームです。
伊那谷風土記街道 看板プロジェクト
具体的な活動の第一歩として、伊那谷風土記街道(広域農道)をモデルとして サイン(看板)の見直しに取り組んでいます。
目標:伊那谷風土記街道において、風景を阻害するサインをなくし、
2020年までに必要最低限の統一サインに
1 現状把握 各市町村ごとにすべてのサインについて棚卸調査を実施
2 老朽化したサイン、役割を終えたサインの撤去
3 風景に配慮すべき場所をビューポイントとして設定
例)スカイラインにかかるポイントへの設置は避ける
伊那谷特有のアルプスや段丘平野を阻害しないように最大限配慮する (信州大学農学部上原先生監修)
4 必要なサインについては、統一化(デザインマニュアルを策定)