About


三風の会について

三風の会の三つの風は、風土・風景・風格をあらわします。

三風の会は、伊那谷の風景のすばらしさをあらためて認識し、次代を担う子ども達につたえ、風景の価値、地域の価値を高めていくことを目的としています。

産・官・学が協働し、第一歩として、風景との調和が感じられない看板の見直しを進めてきました。まず、伊那谷の多くの市町村が、ビューポイントや、わがまちの誇るべき風景として取り上げている、伊那西部広域農道をモデルラインとして設定。〈伊那谷風土記街道〉と称して、地域の皆さんと共有しています。

現在は、主にこのモデルライン〈伊那谷風土記街道〉沿いの看板を対象に、看板改善の活動に取り組んでいます。基本となる考え方をこめた、三風モデルデザインマニュアルを作り、看板の架け替えや集合化のタイミングでこのデザインを採用していただいたり、行政のサインマニュアルの中で推奨デザインとして紹介していただいたり、看板改善に伴う経費の一部を補助する制度なども整えています。

こうした一定の仕組みが動き始め、次のステップとして、住民の皆さんと、伊那谷の風景の価値を共有、さらに意識を高める活動を進めていく計画です。

伊那谷の風土・風景・風格。この三つの風をずっと大切にしていきたい。この思いをたくさんの人たちとこれからも共有していきたいと思っています。

伊那谷風土記街道 看板プロジェクト

具体的な活動の第一歩として、伊那谷風土記街道(広域農道)をモデルとして サイン(看板)の見直しに取り組んでいます。

目標:伊那谷風土記街道およびモデル地区において、広告看板をなくし、必要最低限の統一サインに。自治体と協力しあって、推進してまいります。

1 現状把握 各市町村ごとにすべてのサインについて棚卸調査を実施

2 老朽化したサイン、役割を終えたサインの撤去

3 風景に配慮すべき場所をビューポイントとして設定

 例)スカイラインにかかるポイントへの設置は避ける
伊那谷特有のアルプスや段丘平野を阻害しないように最大限配慮する (信州大学農学部上原先生監修)

4 必要なサインについては、統一化(デザインマニュアルを策定)


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